もったいない - ぐだぐだやってます。

たしか、どっかの黒人の方が国連とかでこの表題の言葉と意味を演説したとか。

私はこの言葉が好きです。

特に人の持つスキルとかに思います。

「こんなの役に立たないから知らなくていいよ」とか言って教えてくれないこととかあるんだけど、結構凄くて役に立ったりする。

確かに言った本人にすれば、大したことがないのかもしれないし、教えるのが恥ずかしいくらいに思っているのかもしれない。

でも、他人もそう思っているとは限らないと思うんです。

数年前、井戸の採掘を行う業者さんがもう廃業するって言ってました。もう儲かる商売じゃないから誰にも継がずに辞めるって。

井戸掘るのって、ただ掘っても水は出なくて下にある水脈とか熟知してないとダメらしく、経験がいるのだとか。

その人やめちゃったら、井戸掘れる人は残り1人なんだとか。

確かに需要ってかなり少ないかもしれないけど、今後掘りたい時はどうすれば？もう膨大な水脈の知識と経験は？

もったいないなあ、と。

確かにお金にならない事だったら辞めるのは仕方がないとは思うけど、その経験で後々どこで役に立つかなんて分からないと思う。

そういう価値って判断するのは他人だし、

そういう知の財産が失われていくのが残念なんですよね。

で、自分の知恵とかもどこの誰が役に立つって思うかもしれないので、ウザがられるの承知で人に教えたりしてます。

こうやって、人の知恵が広まっていくといいなと思ってます。